古賀辰四郎(読み)こが たつしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古賀辰四郎」の解説

古賀辰四郎 こが-たつしろう

1856-1918 明治-大正時代商人
安政3年1月18日生まれ。明治12年沖縄にわたり,夜光貝の殻や羽毛などを採集して輸出。29年尖閣(せんかく)諸島開拓の許可を得,移民に開墾指導をする。鰹節(かつおぶし)の生産など,おおくの事業を展開し,沖縄の産業振興に貢献した。大正7年8月15日死去。63歳。筑後(ちくご)(福岡県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の古賀辰四郎の言及

【尖閣諸島】より

…隆起サンゴ礁,角セン石安山岩,礫質(れきしつ)砂岩からなる火山島で,南側は断崖で北側へ緩傾斜をなす。1884年ころから諸島を探検していた古賀辰四郎(1856‐1918)は96年に諸島開拓の認可を受け,群生する海鳥類の糞と羽毛の採集を行い,また,カツオのシーズンには鰹節製造も行った。黄尾嶼は魚釣島の北東約28kmにあり,コバ,胡馬,ヨコンとも呼ばれた。…

※「古賀辰四郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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