古部(読み)ふるべ

日本歴史地名大系 「古部」の解説

古部
ふるべ

[現在地名]茅部郡南茅部町字古部

尾札部おさつべ村の枝郷。現町域南東端にあたる。東端の屏風びようぶ岩から獅子鼻ししばな岩、たて岩と海崖が続き、小河川の相泊あいどまり川などが流れる。シャクシャインの戦に関連して、「津軽一統志」の「松前より下狄地所付」に「ふうれへつ 小川有 澗あり」とみえる。菅江真澄は船中から当地を眺め、「フルベ大滝といふが十尋あまりとやいはむ、茂りたつ木の中より岩づらかけて、綿をくりだすか、雪をこぼすかとおもはれて」(蝦夷迺天布利)と、大滝の様子を描写している。松浦武四郎は「蝦夷日誌」(一編)に、古部は「山の間纔の地ニ人家六七軒住居して、中々人の住べき処とは思われず」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む