只見線復旧問題

共同通信ニュース用語解説 「只見線復旧問題」の解説

只見線復旧問題

会津若松(福島県)―小出(新潟県)間を結び、山間部紅葉など四季折々の車窓の風景が楽しめる只見線は2011年7月の豪雨で被災し、会津川口―只見間が不通のままバス代行が続く。復旧費は約81億円で、利用も極度に少ないことから、JR東日本はルートダイヤを柔軟に決められ、きめ細やかな輸送に適したバス運行に転換することを提案。だが地元側は鉄路存続方針を決め、今年6月にJR東と合意した。復旧費を分担するほか、線路駅舎を地元側が保有し、運行はJR側が担う「上下分離方式」を採用、年間の設備の維持管理費約2億1千万円を県と17市町村が負担する。

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