可も無く不可も無し(読み)かもなくふかもなし

精選版 日本国語大辞典 「可も無く不可も無し」の意味・読み・例文・類語

か【可】 も 無(な)く不可(ふか)も無(な)し

  1. ① 言行にゆきすぎや不足がなく適切である。中道を得ている。
    1. [初出の実例]「伯夷は世上は悪とみたぞ。柳下恵は世上をよいとみたぞ。孔子はかうはないぞ。可もなく不可もないぢゃぞ」(出典:京大本論語抄(16C前)微子第一八)
    2. [その他の文献]〔論語‐微子〕
  2. ② 特によくもなく、また、悪くもない。欠点もない代わりに、取り立てていうほどの長所もない。平凡である。
    1. [初出の実例]「女房のあぢは可もなくふかも無し」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐光武紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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