「フォトモンタージュ」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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[芸術写真の系譜]
上述のように当初の写真においては絵画の主題を手本とするのが当然のように考えられていた。O.G.レイランダーの〈人生の二つの道〉(1857)のような寓意的,教訓的な主題による合成写真や,ロビンソンHenry Robinson(1830‐1901)の感傷的な場面の演出写真などが,そうした意味あいから〈芸術写真〉として一般に迎えられ高く評価されていた。それはたしかに技術の水準も高く演出も巧みであり,写真の可能性の一面を早くから開拓した作品ではあった。…
…合成写真のこと。その技法には,撮影時に1枚のフィルム上に露出を重ねて重複撮影するもの,複数のネガを重ねて同時に1枚の印画紙上に焼き付けるものなどがある。…
…しかし,それが映画の芸術的表現に寄与したところは大きく,映画理論の〈歴史〉においては重要な地位を占めている。
[フォトモンタージュ]
写真芸術においては,多重露光,はり合せなどの方法による特殊な効果を出すための合成写真をいう。一般には,フォトモンタージュphotomontageの呼称が用いられる。…
※「合成写真」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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