合成扇状地(読み)ゴウセイセンジョウチ

最新 地学事典 「合成扇状地」の解説

ごうせいせんじょうち
合成扇状地

composite fan

新旧の扇状地が上下に重なるように配列した扇状地。開析扇状地の谷中あるいは開析谷の下流側に新たに階段状に形成される階状扇状地と,旧扇状地の上に幾重にも重なって形成される重合扇状地区分。合成扇状地を後者に限ることもあるが,両者を合わせた定義が一般的。隆起沈降や海水準変動による侵食基準面の変化,気候変化や火山活動による土砂供給量の増減によって形成。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の合成扇状地の言及

【扇状地】より

…また,乾燥地域や半乾燥地域でも岩屑の生産が活発であり,降雨は豪雨の型をとることが多いため扇状地の発達が良好である。 地殻変動や気候変化,さらには河川の浸食基準面となる海面の変動などによって,扇状地の形成条件が変化した場合には,谷によって刻まれた開析扇状地や扇状地の前面に新たな扇状地が形成された合成扇状地などがつくられる。また,山地から多数の河川が出てくるときには,隣り合う扇状地が相接して連なり,合流扇状地とよばれる一連の扇状地群をつくる。…

※「合成扇状地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む