合掌対(読み)がっしょうつい

精選版 日本国語大辞典 「合掌対」の意味・読み・例文・類語

がっしょう‐ついガッシャウ‥【合掌対】

  1. 〘 名詞 〙 日本漢詩俳諧で、一つ事柄を、同じ句法、同内容の語で表現する対句。典型的な対句で初期の詩に多いが、形にはまりすぎる難があり、俳諧では句法上いましめられている。合掌
    1. [初出の実例]「詩の合掌対(ガッセウツイ)と云ふこと、心得違(たがへ)る人あり」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)四)

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