精選版 日本国語大辞典 「合浦の玉」の意味・読み・例文・類語 ごうほ【合浦】 の 玉(たま) ( 昔、中国の合浦の太守が貪欲であったため、海の真珠が皆他へ移ってしまったが、孟嘗(もうしょう)が太守になり善政を行なったので再び真珠が帰って来たという「後漢書‐孟嘗伝」の故事から ) 一度失ったものが再び帰って来ることのたとえ。また、善政をしくたとえ。「かっぽのたま」とも。[初出の実例]「奪レ情只有二披レ沙練一、平レ価其如二合浦珠一」(出典:菅家文草(900頃)五・惜残菊)[その他の文献]〔王維‐送邢桂州詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例