ごうほガフホ【合浦】
- 中国の地名。漢代に郡が置かれた。今の広東省合浦県一帯。→かっぽ。
- [初出の実例]「葉映洞庭波裡水、珠盈合浦
心胎」(出典:文華秀麗集(818)下・和滋内史秋月歌〈桑原腹赤〉) - [その他の文献]〔漢書‐地理志下〕
かっぽ【合浦・合甫】
- 謡曲。五番目物。観世流。作者未詳。古名「合浦の玉」。唐土合浦の浦の里人が漁夫(アイ)の釣った魚を助けてやる。その夜里人の家を童子が訪れ、自分は鮫人(こうじん)という魚の精だが、恩返しに涙で作った宝の玉を贈りたいと言う。のちに鮫人が現われ玉を里人にささげる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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