精選版 日本国語大辞典 「合羽籠」の意味・読み・例文・類語 カッパ‐かご【合羽籠】 〘 名詞 〙 大名行列のときなどに、供の人の雨具を入れて下部(しもべ)にになわせた籠。ふたのある二つの籠で、前後を棒でかついだ。また、寺などでは、年末年始に納豆などの贈答品を入れて持ち歩いた。合羽ざる。合羽箱。[初出の実例]「はやけさの別れは鳥毛挿箱〈西鶴〉 ふりくる泪合羽籠(カッパかご)よぶ〈梅朝〉」(出典:俳諧・通し馬(1680)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例