吉山明兆(読み)きっさんみんちょう

精選版 日本国語大辞典 「吉山明兆」の意味・読み・例文・類語

きっさん‐みんちょう‥ミンテウ【吉山明兆】

  1. 室町初期の画僧淡路の人。「みょうちょう」とも。大道一以法弟として東福寺にはいり、殿司(でんす)職についたので兆殿司と呼ばれる。別号破草鞋(はそうあい)仏画道釈人物画頂相等にすぐれ、「大涅槃図」「五百羅漢像」「聖一国師像」などの作品がある。文和元~永享三年(一三五二‐一四三一

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉山明兆」の解説

吉山明兆 きちざん-みんちょう

明兆(みんちょう)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「吉山明兆」の意味・わかりやすい解説

吉山明兆(きちざんみんちょう)
きちざんみんちょう

明兆


吉山明兆(きっさんみんちょう)
きっさんみんちょう

明兆

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吉山明兆」の意味・わかりやすい解説

吉山明兆
きちざんみんちょう

明兆」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の吉山明兆の言及

【明兆】より

…室町初期の東福寺の画僧。淡路島に生まれ,若くして同地の安国寺に入り,大道一以(1289‐1370)の弟子となり,師より吉山(きつさん)明兆の道号と法諱(ほうき)を授けられた。安国寺において画ばかり描き禅の修行をおこたったので,師から師弟の縁を切られ,大道に捨てられた破れ草鞋(わらじ)にたとえ,自ら〈破草鞋(はそうあい)〉と号し,後に〈破草鞋〉の印章を用いた。…

※「吉山明兆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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