吉山村(読み)よしやまむら

日本歴史地名大系 「吉山村」の解説

吉山村
よしやまむら

[現在地名]安佐南区沼田ぬまた町吉山

阿戸あと村の南西、吉山川上流域に位置し、西は東郷とうごう(九七七・四メートル)、南はまどヶ山(七一一・四メートル)、東は大谷おおたに山に囲まれる。北西おお峠を越えて佐伯郡和田わだ(現湯来町)、南はさかき峠を越え同郡下河内しもごうち(現五日市町)へ通じる。永禄一三年(一五七〇)二月九日付の毛利元就充行状(「閥閲録遺漏」所収井上彦左衛門家文書)に「佐東吉山之内八貫足」とある。


吉山村
よしやまむら

[現在地名]鳥取市岩吉いわよし五反田町ごたんだちよう

岩室いわむろ村の南にある。集落は独立丘陵の東麓にあり、村名はこの山の名にちなむものと考えられる。集落の北を伯耆街道が通り、安長やすなが村から西へ進んできたのち当村集落の北東方角を北西に転じる。かつては西方足山たりやま村と一村であったとされる(因幡志)。拝領高は一五二石余。寛保二年(一七四二)の高草郡村々下札帳写(賀露神社文書)によると生高一六六石余、本免四ツ六分、山札銀三匁五分を課されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む