日本歴史地名大系 「安佐南区」の解説 安佐南区あさみなみく 広島県:広島市安佐南区面積:一一七・二四平方キロ広島市の中西部を占め、近世末期の沼田(ぬまた)郡(中世の佐東郡)の大部分と、高宮(たかみや)郡の一部にあたる。北と東は安佐北区、西は佐伯郡湯来(ゆき)町、南は同郡五日市(いつかいち)町、西区・東区に囲まれる。西部の沼田町地区は岳(たけ)山(五二一・五メートル)・二(ふた)ッ山(八二九・九メートル)・東郷(とうごう)山(九七七・四メートル)・窓(まど)ヶ山(七一一・四メートル)などの山々に囲まれる山地で、わずかに北東流する吉山(よしやま)川(太田川支流)、東流する奥畑(おくはた)川(安川上流)とその支流域に集落がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安佐南区」の意味・わかりやすい解説 安佐南〔区〕あさみなみ 広島市中西部の区。 1980年区制。旧佐東,祇園,安古市 (やすふるいち) ,沼田の各町域を含む。市の郊外地域で,野菜栽培などの近郊農業が行なわれるが,近年は住宅地化が著しい。広島修道大学,広島市立大学など大学が多く立地。 JR可部線,国道 54号線,山陽自動車道が通り,広島ジャンクションから広島自動車道を分岐する。面積 117.03km2。人口 24万7020(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by