デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田平陽」の解説 吉田平陽 よしだ-へいよう 1790-1863 江戸時代後期の儒者。寛政2年生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)秋月藩士。江戸在勤中に佐藤一斎(いっさい)にまなんだ。経済に通じ,のち勘定奉行,大坂蔵奉行,藩校稽古館(けいこかん)教授(兼務)をへて嘉永(かえい)2年御用役となる。その著「国計亀鑑」は藩の財政史である。文久3年2月29日死去。74歳。本姓は鵜沼。名は虎炳。通称は喜三兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例