デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田松霧」の解説 吉田松霧 よしだ-しょうむ 1842-1909 幕末-明治時代の柔術家,俳人。天保(てんぽう)13年生まれ。幼少から柔術と遊泳術をまなび,22歳で備前岡山藩の柔術師範となる。安政のころから俳諧(はいかい)にしたしみ,門人160人余におしえた。篆刻(てんこく),書,画,小笠原流の礼法などにもすぐれた。明治42年9月12日死去。68歳。備前出身。通称は虎吉。別号に霽月庵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例