吉田経長(読み)よしだ つねなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田経長」の解説

吉田経長 よしだ-つねなが

1239-1309 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
延応元年生まれ。藤原為経(ためつね)の3男。母は藤原定高の娘。建治(けんじ)3年参議。正応(しょうおう)元年中納言となるが,1ヵ月で退任正安(しょうあん)3年大覚寺統の後二条天皇即位により復職し,正二位,権(ごんの)大納言となる。延慶(えんきょう)2年6月8日死去。71歳。日記に「吉続記(きちぞくき)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の吉田経長の言及

【吉続記】より

…権大納言吉田経長の日記。書名は,経長の先祖藤原経房が吉田と号し,その日記を《吉記》と称したことから,これをつぐ意味で《吉続御記》と名づけ,これを略して《吉続記》という。…

※「吉田経長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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