精選版 日本国語大辞典 「延応」の意味・読み・例文・類語 えんおう【延応】 鎌倉時代、四条天皇の代の年号。天変により、暦仁二年(一二三九)二月七日改元。翌年七月一六日に仁治に代わる。執権北条泰時の時代。出典は「文選‐序」の「廊廟惟清、俊乂是延、擢応二喜挙一」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本の元号がわかる事典 「延応」の解説 えんおう【延応】 日本の元号(年号)。鎌倉時代の1239年から1240年まで、四条(しじょう)天皇の代の元号。前元号は暦仁(りゃくにん)。次元号は仁治(にんじ)。1239年(暦仁2)2月7日改元。天災の凶事を断ち切るために行われた(災異改元)。『文選(もんぜん)』を出典とする命名。延応年間の鎌倉幕府の将軍は藤原(九条)頼経(よりつね)(4代)。執権は北条泰時(ほうじょうやすとき)(3代)。 出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報