吉祥村(読み)きちじようむら

日本歴史地名大系 「吉祥村」の解説

吉祥村
きちじようむら

[現在地名]大木町三八松みやまつ

野口のぐち村の南に位置し、東はなか村、西は立石たていし(現柳川市)中世三潴庄の内。観応三年(一三五二)書写の安楽寺領注進状に筑後国一円所領の一つとして「三潴庄内吉祥今村凶徒大村小太郎押領」がみえる。吉祥村は応永二年(一三九五)閏七月二五日の天満宮領筑後国所領注文(太宰府天満宮文書/大宰府・太宰府天満宮史料一二)にもみえ、三潴庄内にありながら安楽寺(太宰府天満宮)領であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android