吉野の宮(読み)よしののみや

精選版 日本国語大辞典 「吉野の宮」の意味・読み・例文・類語

よしの【吉野】 の 宮(みや)

  1. [ 一 ] 古代離宮。奈良県吉野町宮滝が所在地と推定されている。斉明・天武・持統・文武・元正・聖武などの各天皇の行幸があった。
    1. [初出の実例]「やすみしし わご大君の 高知らす 芳野宮(よしののみや)は たたなづく 青垣隠り 川波の 清き河内そ」(出典万葉集(8C後)六・九二三)
  2. [ 二 ]よしの(吉野)の行宮(あんぐう)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む