吊り輪(読み)ツリワ

デジタル大辞泉 「吊り輪」の意味・読み・例文・類語

つり‐わ【×吊り輪/×吊り環】

《ふつう「つり輪」と書く》体操で、上からつり下げた2本のロープの先に手で握るための輪をつけた用具。また、これを用いて行う男子体操競技の一種目。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「吊り輪」の意味・読み・例文・類語

つり‐わ【吊輪・吊環・吊鐶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一対木製の輪を二本のロープで鉄製支柱などからつるした体操器具。また、これを用いて行なう体操競技。
    1. [初出の実例]「吊鐶は従来のものの一層改良されたるもの、長短伸縮自在にして」(出典:風俗画報‐三六〇号(1907)体育館)
  3. つりかわ(釣革)
    1. [初出の実例]「菅子は吊り輪に手を掛け、所在なく車内を見廻した」(出典:虚栄(1966)〈河野多恵子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android