同臭味(読み)ドウシュウミ

デジタル大辞泉 「同臭味」の意味・読み・例文・類語

どう‐しゅうみ〔‐シウミ〕【同臭味】

黄庭堅こうていけんの詩に「君と草木臭味同じ」とあるところから》同じ趣味傾向を持つこと。また、その人・仲間同類同臭
「己れが―の者へ内意を通じ置き」〈鉄腸・花間鶯〉

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精選版 日本国語大辞典 「同臭味」の意味・読み・例文・類語

どう‐しゅうみ‥シウミ【同臭味】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「黄庭堅‐再答冕仲詩」の「秋堂一笑共燈火、与公草木臭味同」による ) 思想志向・趣味などを同じくすること。また、その人。同類。なかま。同臭。
    1. [初出の実例]「況此篇之作。欲於同臭味。非異臭味者焉」(出典随筆山中人饒舌(1813)序)

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