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名倉太郎馬 なぐら たろま

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

名倉太郎馬 なぐら-たろま

1840-1911 明治時代の農事改良家。
天保(てんぽう)11年5月5日遠江(とおとうみ)(静岡県)山名郡松袋井村に生まれ,同郡彦島村名倉家の養子となる。同村の耕地整理,水路の整備,蚕業の振興につとめた。磐田郡田原村の耕地整理委員となり,明治36年事業を完成。明治44年1月8日死去。72歳。本姓は兼子。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

名倉太郎馬

没年:明治44.1.8(1911)
生年:天保11.5.5(1840.6.4)
明治期の農事指導者。遠江国山名郡松袋井村(袋井市)の兼子家に生まれ,のち同郡彦島村の名倉太右衛門の養子となる。明治5(1872)年窮乏した松袋井村の復興を報徳仕法により実施するとともに,官費と報徳金を借り入れて同村および彦島村の常習水害地33haの道路,水路,畦畔改良工事を内容とする集団的区画整理事業に着手,8年これを完成させた。名倉太郎馬が先鞭をつけた区画整理法は,のち同地方の鈴木浦八らに継承され,「静岡式」と呼ばれる区画整理法に集成される。<参考文献>小川誠「耕地面積の増大と耕地整理事業の胎動」(『日本農業発達史』1巻),『袋井市史』史料編4巻

(海野福寿)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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