名入村(読み)ないりむら

日本歴史地名大系 「名入村」の解説

名入村
ないりむら

[現在地名]三島町名入

西方にしかた村の南七町余にあり、西方街道に沿う街村。村の西一四町余に端村小山こやま、同二三町に高清水たかしみず、村の北西飯岡いいおかがある。村の南一町に只見ただみ川が流れ、対岸川井かわい村に渡る船渡場を設けていた。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に「泥利 弐百七石五斗一升 御倉入」とあり、慶長二年(一五九七)の藤三郎倉入在々高物成帳(福島県史)には「ないり」とあり、同高で、免四ツ、七里作助の知行地であった。「会津風土記」は「名入」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android