共同通信ニュース用語解説 「名古屋城木造復元事業」の解説
名古屋城木造復元事業
1959年に建てられた鉄筋コンクリート造りの現天守を解体し、史実に忠実な木造への復元を目指す名古屋市の事業。河村たかし市長が2009年6月に意向を表明し、市議会が17年3月に関連予算案を可決した。総工費は500億円超を見込む。市は18年5月に現天守を閉鎖。当初、19年9月から現天守を解体、20年6月に着工、22年末に完成させる計画だったが、解体に必要な文化庁の許可が得られず、河村氏は19年8月、工期先送りを表明した。
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