名所香(読み)めいしょこう

精選版 日本国語大辞典 「名所香」の意味・読み・例文・類語

めいしょ‐こう‥カウ【名所香】

  1. 〘 名詞 〙 香道組香一つ。盤上に桜と紅葉立物を立て、連衆の聞き当たりにあわせて立物を進める、盤物組香。桜の名所吉野と、紅葉の名所龍田の争いをかたどる。
    1. [初出の実例]「夫婦寝ながら、名所香(メイショカウ)を聞て」(出典浮世草子・好色盛衰記(1688)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む