名所香(読み)めいしょこう

精選版 日本国語大辞典 「名所香」の意味・読み・例文・類語

めいしょ‐こう‥カウ【名所香】

  1. 〘 名詞 〙 香道組香一つ。盤上に桜と紅葉立物を立て、連衆の聞き当たりにあわせて立物を進める、盤物組香。桜の名所吉野と、紅葉の名所龍田の争いをかたどる。
    1. [初出の実例]「夫婦寝ながら、名所香(メイショカウ)を聞て」(出典浮世草子・好色盛衰記(1688)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む