精選版 日本国語大辞典 「名所香」の意味・読み・例文・類語 めいしょ‐こう‥カウ【名所香】 〘 名詞 〙 香道の組香の一つ。盤上に桜と紅葉の立物を立て、連衆の聞き当たりにあわせて立物を進める、盤物組香。桜の名所吉野と、紅葉の名所龍田の争いをかたどる。[初出の実例]「夫婦寝ながら、名所香(メイショカウ)を聞て」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例