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連衆 レンジュ

デジタル大辞泉の解説

れん‐じゅ【連衆】

《「れんじゅう」とも》
連歌連句の会席に出て詠み合う人々。
江戸幕府で、連歌始めのとき、連歌師とともに出席した役。多くは神官・僧侶が任ぜられ、寺社奉行の支配下にあった。

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世界大百科事典 第2版の解説

れんじゅ【連衆】

連歌,俳諧用語。連歌や連句を共同制作するために集まる会衆。精神共同体の一種で,一人一人は社会的肩書をはずして参加し,我意を張らず,一座の定めに従うことを要求された。また酩酊,雑談,放笑,居眠りなども禁じられた。もっとも,当座に参加せず,回状形式で連句を制作する場合も,作者は連衆と呼ばれた。連衆の数には特に制限はないが,百韻の制作では10人前後が最適とされた。【乾 裕幸】

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大辞林 第三版の解説

れんじゅ【連衆】

連歌・俳諧の座に列する人々。連歌では会衆かいしゆうともいう。 「其の日の-に加はりた/咄本・昨日は今日」

れんしゅう【連衆】

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世界大百科事典内の連衆の言及

【座】より

連句制作のための集会または会席をいう。その構成要員は,一座をさばく師範格の宗匠と,宗匠を補佐しつつ句を懐紙に記録する書記役の執筆(しゆひつ)と,一般の作者である複数の連衆(れんじゆ)から成る。彼らが参集して連句一巻を共同制作することを,一座を張行する,または興行するという。…

※「連衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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