名方(読み)めいほう

精選版 日本国語大辞典 「名方」の意味・読み・例文・類語

めい‐ほう ‥ハウ【名方】

〘名〙 薬の調合がすぐれていること。有名な処方。また、その薬。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第四「錦のふくろふかきみよし野〈均朋〉 名方にすすふく風やさますらん〈由平〉」 〔蘇軾‐与徐忠車書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「名方」の意味・読み・例文・類語

めい‐ほう〔‐ハウ〕【名方】

薬の調合がすぐれていること。有名な処方。また、その薬。
唐土もろこし医者の―、不老不死の薬を」〈浄・孕常盤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android