吏徴(読み)りちょう

改訂新版 世界大百科事典 「吏徴」の意味・わかりやすい解説

吏徴 (りちょう)

江戸幕府の職制を記した書物向山篤(誠斎)編。1845年(弘化2)成立首巻および上下巻は全体を〈万石以上〉〈布衣(ほい)以上〉〈御目見(おめみえ)以上〉〈御目見以下〉の4部に分け,役職ごとにその定員格式,役高,設置年代等を列記する。別録2巻は同じく4部に分け,各職の設置以来の沿革を記し,ほかに付録1巻は奥勤,世襲職等を収録している。《続々群書類従所収
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 宮崎

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む