吐生村(読み)はぶむら

日本歴史地名大系 「吐生村」の解説

吐生村
はぶむら

[現在地名]串本町吐生

有田上ありだかみ村の北に位置し、小河川の有田川上流の谷奥にある。西は田並上たなみかみ村、北は立合たちあい村・みね(現東牟婁郡古座川町)集落川岸に点在する。「続風土記」は村名の吐生は土生であるとする説を記す。慶長検地高目録では有田村に含まれ、のち当村を含む有田上村が分村したと思われる。その後再び有田上村から当村が分れたといい(続風土記)、天保郷帳では七二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む