含糊(読み)ガンコ

デジタル大辞泉 「含糊」の意味・読み・例文・類語

がん‐こ【含×糊】

言葉態度がはっきりしないこと。
「―の態をなして物を言うようになった」〈鴎外

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「含糊」の意味・読み・例文・類語

がん‐こ【含糊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 口に糊(のり)を含んでいて言葉がはっきりしないというところから ) はきはきしないこと。事を曖昧にしておくこと。模糊糊塗
    1. [初出の実例]「予幼年時問之郷之諸先生皆含糊而已」(出典:東海一漚集(1375頃)三・鯤鵬論)
    2. [その他の文献]〔旧唐書‐陸贄伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「含糊」の読み・字形・画数・意味

【含糊】がんこ

口ごもる。

字通「含」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android