
(あん)、飮(飲)の初文を
(いん)としるすように、器の栓のある蓋の形。口は甲骨・金文の字では、一般に祝告を収める器の形の
(さい)であるが、含は含玉の意であるから、今を口に加えて、死気を遮閉する意とみてよい。〔説文〕二上に「
(ふく)むなり」とあり、
の初文。その復活を願う意を以て、
形の玉器を用いる。含玉の意より、のちすべて内に含む意に用いる。
。
一字。含・
はもと同字である。文献に
を用いるのは俗字。
h
m、銜he
m、また函・涵ham、
heamはみな声義に通ずるところがあり、一系の語。坎kham、陷(陥)heamも同系とみてよい。
▶・含
▶・含一▶・含雨▶・含英▶・含怨▶・含
▶・含懐▶・含
▶・含含▶・含気▶・含義▶・含嬌▶・含玉▶・含欣▶・含薫▶・含血▶・含胡▶・含糊▶・含弘▶・含垢▶・含詬▶・含恨▶・含酸▶・含歯▶・含辞▶・含嚼▶・含珠▶・含秀▶・含羞▶・含愁▶・含春▶・含笑▶・含情▶・含
▶・含翠▶・含吮▶・含咀▶・含
▶・含楚▶・含態▶・含胎▶・含蓄▶・含
▶・含睇▶・含吐▶・含怒▶・含徳▶・含納▶・含
▶・含貝▶・含美▶・含筆▶・含顰▶・含覆▶・含
▶・含餔▶・含哺▶・含味▶・含霧▶・含有▶・含孕▶・含養▶・含涙▶・含霊▶・含斂▶・含
▶・含露▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...