周文派(読み)シュウブンハ

デジタル大辞泉 「周文派」の意味・読み・例文・類語

しゅうぶん‐は〔シウブン‐〕【周文派】

周文様式を受け継いだ画家たちの一派。周文に続いては宗湛・岳翁蔵丘らがおり、雪舟もこの影響を受けている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「周文派」の意味・読み・例文・類語

しゅうぶん‐はシウブン‥【周文派】

  1. 〘 名詞 〙 室町時代絵画の一流派。京都相国寺の周文を祖とし、その様式をうけついだ水墨画家の総称日本における水墨画を完成させた母胎で、当時の画家でその影響を受けないものは少ない。ふつうには宗湛などをこの一派として数える。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android