周防祖生の柱松行事

デジタル大辞泉プラス 「周防祖生の柱松行事」の解説

周防祖生の柱松行事

山口県岩国市周東町祖生(そお)の中村山田落合の3地区に伝わる民俗行事。地域ごとに若干相違はあるが、いずれも8月に行われる火祭りで、農耕用の牛馬疫病で多く死んだことを機に、鎮魂除災を目的に始められたことは共通。高いものでは20メートルほどにもなる胴木の先にかんなくずなどを入れた円錐形の鉢を置き、松明を投げ入れて点火の早さを競う。「祖生の三本松」ともいう。1989年、国の重要無形民俗文化財に指定。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む