普及版 字通 「呰」の読み・字形・画数・意味
呰
8画
[字訓] せめる・そしる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は此(し)。〔説文〕二上に「苛するなり」とあって訶責の意。〔玉〕に「口もて毀(そし)るなり」という。疵と通用する。
[訓義]
1. せめる、しかる。
2. そしる。
3. 疵と通じ、きず、わざわい。
4. 呰(しゆ)は弱い、おこたる。
5. 語末の助詞。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕呰 ソシル・キラフ・アザケル 〔字鏡集〕呰 ハカリゴト・ハカル・アザケル・ソシル・イサフ
[熟語]
呰災▶・呰呰▶・呰▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報