日本歴史地名大系 「味間北村」の解説 味間北村あじまきたむら 兵庫県:篠山市旧丹南町地区味間北村[現在地名]篠山市味間北味間村の北部に位置し、北西に三釈迦(みしやか)山があり、住吉(すみよし)川が流れる。東の播磨・摂津方面に至る大道から分岐して氷上(ひかみ)郡阿草(あくさ)村(現山南町)に通じる往還がある。正保郷帳などでは味間村のうちで、貞享元年(一六八四)に分立したという。正徳四年(一七一四)の大沢組茶園畝高帳(杉本家文書)に味間北村とみえ、高二八四石余のうち茶高六三石余。明和六年(一七六九)の古高新高村分帳(同文書)では味間北村として古高二五九石余・新高二八四石余。「丹波志」に味間庄のうちとして味間北と記され、高二八四石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では大沢組のうちで、家数五二・人数二一一。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by