呼松村(読み)よびまつむら

日本歴史地名大系 「呼松村」の解説

呼松村
よびまつむら

[現在地名]倉敷市呼松町

広江ひろえ村の南、しかまつじ(二八四・八メートル)の西麓に位置し、西は瀬戸内海に面する。伝承では嘉暦元年(一三二六)前面のおお(玉島)から移住したと伝え、同島には承久三年(一二二一)頼仁親王が児島配流の際に寄留したとの伝説が残る。

慶長九年(一六〇四)検地帳(田中文書)には「よびいまつ」とあって高七一石余、田二町二反余・畑七町七反余、屋敷三反四畝余。宝永(一七〇四―一一)頃には天城池田氏の給地(撮要録)。享保六年(一七二一)の田畠一〇町三反余、家数八七・人数六九二、船三九(備陽記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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