出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…後産で娩出された胎盤,卵膜,臍帯は合わせて約500~600gであり,その間の出血量はおよそ100~150mlである。出産【岩崎 寛和】
[民俗]
日本では地方によってノチザン,クチザン,ゴサン,エナ(胞衣),イナ,イヤなどという。エナが出ることによって分娩は終わる。…
…出世魚の一つで,稚魚から成魚まで段階別に各地でいろいろな名で呼ばれる。代表的なものはハク,ゲンプク,キララゴ(全長2~3cm),オボコ,オボッコ,イナッコ,スバシリ(3~18cm),イナ(18~30cm),ボラ(30cm以上)で,とくに大きくなったものをトド(〈とどのつまり〉の語源)という。縁起のよい魚として親しまれ,昔は尾頭付きの膳に出されることが多く,とくに,〈お食い初め〉の膳にはとんとん拍子に出世するということで欠かせないものであった。…
※「いな」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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