命のビザ

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命のビザ

1940年、リトアニアのカウナス駐在領事代理の故杉原千畝すぎはら・ちうねが日本政府の命令に反し、ナチス・ドイツ迫害から逃れようとしたユダヤ難民に発給した日本通過ビザ(査証)が有名。旧ソ連ウラジオストク日本総領事代理の故根井三郎ねい・さぶろうは、杉原のビザを再検閲し要件を満たさない渡航を認めないよう命じられたが「国際的信用から考えて面白からず」と反論。杉原発給のビザに、根井が署名したものも確認されている。杉原は根井がロシア語を学んだ中国ハルビンの日露協会学校の2期上だった。

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