日本歴史地名大系 「和栗村」の解説 和栗村わぐりむら 長野県:下高井郡木島平村和栗村[現在地名]木島平村大字穂高(ほたか)本村は内山(うちやま)・稲荷(いなり)村とともに城(じよう)山の麓にあって、北は犬飼(いぬかい)村、西は中(なか)村に接している。中世は犬飼中村の地域に属し、慶長七年(一六〇二)の川中島四郡検地打立之帳での村高は一七三石三斗四升とあるのが初見で、慶安四年(一六五一)の本村田畑検地帳には一五八石七斗九升七合と記されている。曹洞宗の秋葉山長興(ちようこう)寺は天保の寺社領并由緒書によると、元和二年(一六一六)守護者岩城長(忠)次郎の建立となっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by