木島平村(読み)きじまだいらむら

日本歴史地名大系 「木島平村」の解説

木島平村
きじまだいらむら

面積:九八・五四平方キロ

南に高井富士たかいふじと称される高社こうしや(一三五一・五メートル)がそそり立ち、西は千曲川にのぞみ、東は毛無けなし(一六四九・七メートル)に続く高標たかつぴよう(一七四七・三メートル)連山があり、ここに源を発するたる川・馬曲まぐせ川が村の中央を貫き北に屈折して千曲川に注ぐ。村の地形は西に緩やかに傾斜して盆地を形成し、大塚おおつか平塚ひらつか小塚こつか根塚ねつか等の独立丘陵があたかも円墳のような景観を呈している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木島平村」の意味・わかりやすい解説

木島平〔村〕
きじまだいら

長野県北東部,飯山盆地東部,千曲川右岸の村。 1955年穂高村,上木島村,往郷村が合体して成立。日本海岸気候で積雪が多い。米作林産物栽培,伝統的和紙の生産や工芸作物の栽培も行われる。木島平スキー場やカヤノ平高原の観光開発が進んでいる。隣接する栄村の秘境秋山郷への林道国道 403号線が通る。村域の一部は上信越高原国立公園に属する。面積 99.32km2人口 4375(2020)。

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