和歌・短歌(読み)わか・たんか

日本文化いろは事典 「和歌・短歌」の解説

和歌・短歌

和歌とは、日本に古くから伝わる詩の形式です。古くは短歌長歌〔ちょうか〕、旋頭歌〔せどうか〕など数種類ありましたが、平安時代以降、事実上短歌のみとなりました。短歌は、五・七・五・七・七といったリズムをもった短い叙情詩〔じょじょうし〕(※)の事を指します。大変自由な詞で、唯一ルールは五句三十一音の定型で作る事だけです。また、31音で構成されているので、「三十一〔みそひと〕文字」とも言われます。※叙情詩・・・作者感情情緒を表現した詩の事。

出典 シナジーマーティング(株)日本文化いろは事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android