哀惜(読み)アイセキ

デジタル大辞泉 「哀惜」の意味・読み・例文・類語

あい‐せき【哀惜】

[名](スル)人の死など、帰らないものを悲しみ惜しむこと。「哀惜の念に堪えない」
[類語]哀悼追悼愁傷悼む悔やむ弔う弔する

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精選版 日本国語大辞典 「哀惜」の意味・読み・例文・類語

あい‐せき【哀惜】

  1. 〘 名詞 〙 人の死などを悲しみ惜しむこと。また、過ぎ去ったことに心ひかれて惜しむこと。
    1. [初出の実例]「同じくほねをおらせ候にも、子細有べく候事と、今更遺憾哀惜の事共に候」(出典:白石先生手簡(1725頃)五)
    2. 「空しく鬼籍に入りたることを深く哀惜して止まざりけり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)

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