弔う(読み)トムラウ

デジタル大辞泉 「弔う」の意味・読み・例文・類語

とむら・う〔とむらふ〕【弔う】

[動ワ五(ハ四)]《「とぶらう」の音変化》
人の死を悲しみいたんで、遺族におくやみを言う。「遺族を―・う」
死者の霊を慰めるために追善供養を営む。「先祖の霊を―・う」
[類語]悼む悔やむ弔する哀悼哀惜追悼愁傷

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精選版 日本国語大辞典 「弔う」の意味・読み・例文・類語

とむら・うとむらふ【弔・吊】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 ( 「とぶらう(弔)」の変化した語 )
  2. 人の死をいたみ、その喪(も)にある人を慰める。くやみを述べる。弔慰する。弔問する。
  3. 死者の霊を慰め冥福を祈る。法要をする。
    1. [初出の実例]「われらがやうなる海人だにも、常は立ち寄り弔ひ申すに」(出典:謡曲・忠度(1430頃))
    2. 「百ケ日追善供養、跡念比に吊(トムラ)はれよさらばさらば」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)六)
  4. 葬式をする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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