愁傷(読み)シュウショウ

デジタル大辞泉 「愁傷」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しょう〔シウシヤウ〕【愁傷】

[名](スル)
嘆き悲しむこと。また、その悲しみ。
「生き残った妻子の―は」〈二葉亭浮雲
相手を気の毒に思うこと。→御愁傷様ごしゅうしょうさま
「誠にお―でのう」〈円朝真景累ヶ淵
[類語]哀悼追悼哀惜悼む悔やむ弔う弔する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愁傷」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しょうシウシャウ【愁傷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人に死なれて嘆き悲しむこと。また、その嘆きや悲しみ。
    1. [初出の実例]「回が死たるよし、〈略〉孔子愁傷す」(出典:応永本論語抄(1420)先進第一一)
  3. 気の毒なこと。→御愁傷様(ごしゅうしょうさま)
    1. [初出の実例]「さては此の尊の我強に貧乏愁傷(シウシャウ)の念を意輪に鑒機して」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)三)

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普及版 字通 「愁傷」の読み・字形・画数・意味

【愁傷】しゆうしよう

悲傷

字通「愁」の項目を見る

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