デジタル大辞泉 「悔む」の意味・読み・例文・類語
くや・む【悔(や)む】
1 失敗したことや、十分にできなかったことなどを、あとから残念に思う。後悔する。「若いころの不勉強が―・まれる」
2 人の死を惜しみ悲しむ。「親友の死を―・む」
[用法]くやむ・くいる――「過ぎ去ったことを悔やんでも(悔いても)仕方がない」「忠告に従わなかったことを悔やむ(悔いる)」など、あとから残念に思うの意では相通じて用いられる。◇日常的に用いられるのは「くやむ」で、「悔やまれる」のような使い方もある。「あの時の一言が今となっては悔やまれる」◇「くいる」は「前非を悔いる」のように、自分について反省する倫理的な感じが強く、文章語的である。
[類語](1)後悔・悔いる・悔悟・悔恨・悔い・懲りる・悔い改める・痛恨・懺悔・思い残す/(2)悼む・弔う・弔する・哀悼・哀惜・追悼・愁傷