哀慕(読み)アイボ

デジタル大辞泉 「哀慕」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぼ【哀慕】

[名](スル)愛する人の死を悲しみ、その人を慕うこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「哀慕」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぼ【哀慕】

  1. 〘 名詞 〙 尊敬する人、愛する人の死をかなしみ慕うこと。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「後五十日聞訃而来。無哀慕之至」(出典:不二遺稿(1424頃)下)
    2. [その他の文献]〔南史‐范元琰伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「哀慕」の読み・字形・画数・意味

【哀慕】あいぼ

かなしみしたう。〔夢渓筆談、人事一〕朱壽昌~其の母なり。~家、~に母の在るを失ふ。壽昌、哀已(や)まず。長するにび、乃ち官を解きて母を訪ひ(あまね)く四方に走り、備(つぶ)さに艱(へ)たり。

字通「哀」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android