哀痛(読み)アイツウ

デジタル大辞泉 「哀痛」の意味・読み・例文・類語

あい‐つう【哀痛】

[名](スル)心から悲しみ嘆くこと。
「下に立つ運命に会える者少なからざるを見て、―に堪えず候」〈蘆花思出の記

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精選版 日本国語大辞典 「哀痛」の意味・読み・例文・類語

あい‐つう【哀痛】

  1. 〘 名詞 〙 かなしみいたむこと。ひどくかなしむこと。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「哀痛悲慟禁ずること能はず」(出典:長塚節歌集(1917)〈長塚節〉明治三六年)
    2. [その他の文献]〔荀子‐礼論〕

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普及版 字通 「哀痛」の読み・字形・画数・意味

【哀痛】あいつう

甚だしく悲しむ。〔子、礼論〕三年の喪は、二十五日にして畢(をは)る。哀痛未だ盡きず、思未だ(や)まず。

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