普及版 字通 「唏」の読み・字形・画数・意味
唏
10画
[字訓] わらう・なく
[説文解字]
[字形] 形声
声符は希(き)。〔説文〕二上に「笑ふなり。~一に曰く、哀痛して泣かざるを唏と曰ふ」とあり、いずれも声にならぬ状態をいう。「唏唏」は笑う声、「唏」はすすり泣く声。ともに擬声語である。
[訓義]
1. わらう。
2. なく、かなしむ。
3. ねいき。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕唏 ナク・イタム・オホケナシ・アハレム 〔字鏡集〕唏 オホケナシ・アサマシ・イタム・アサム・アハレム・ナク・ワラフ・オホキナリ
[熟語]
唏唏▶・唏▶・唏▶・唏嘆▶
[下接語]
唏・唏
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報