日本歴史地名大系 「唐笠木」の解説 唐笠木からかさぎ 長野県:南安曇郡豊科町吉野村唐笠木[現在地名]豊科町大字南穂高 寺所初見は元徳元年(一三二九)三月の大宮御造栄之目録(諏訪大社上社文書)で、府中の条に草深(くさぶか)・伊賀(いが)牧(現穂高町)などの諸村とともに「唐笠木」とあり、外垣一間を所役している。明応一〇年(一五〇一)三宮穂高社御造宮定日記(穂高神社蔵)によると、住吉(すみよし)庄のうちの郷村として「成合、唐笠木、寺所」の順に記載されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by