唐笠村(読み)からかさむら

日本歴史地名大系 「唐笠村」の解説

唐笠村
からかさむら

[現在地名]珠洲市唐笠町

山中やまなか村の西に位置し、「三州志」に田辺たなべ神明しんみよう・かば池(鵞婆池)篠尾ささお垣内をあげる。正保郷帳に村名がみえ、高四一石余、田一町二反余・畑一町五反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高五二石、免五ツ三歩、新開高二石余、小物成は山役六九匁・漆役二匁(三箇国高物成帳)。文政八年(一八二五)の組付覚帳(桜井文書)では百姓数一八。


唐笠村
とがさむら

[現在地名]大塔村大字殿野とのの

唐笠山(一一一八・一メートル)南麓立地十二村じゆうにそん一郷いちごう組に属する。慶長郷帳では十二村二〇〇石に含まれ、幕府領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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